キックが前ですね

土曜日
休日出勤の帰り、マスターズ練習に参加したのですが、練習の終了後、どーにもキックがへたくそで遅いので、キックを上手に打つにはどうすればよいかコーチに聞いてみた。

太股から振り下ろすような感じでキックするといいでしょう。

・・ん~、そりゃそうなんだけど、それがうまくできないんだよね。

サッカーボールをける時の足の運びと同じです。ももから大きく振り出してけるでしょ。そのとき、膝下には力を入れませんよね。この感じと同じです。
試しにいま立っている姿勢で良いので、水中にボールがあると見立ててボールを蹴ってみて下さい。

・・分かりました。えいっ!

あ~、そのキックではダメですねぇ。何が悪いか分かりますか?
足の手前にあるボールを蹴っていませんか?それでは水中姿勢にすると、より深い部分の水を蹴っているのと同じでしょ。あえてキックをうって腰を沈めているいるようなもんです。だから沈んじゃう。

・・ん?どういうこと?

体から足先までフラットな姿勢(ストリームライン)で力の乗ったキックが打てるのがベスト。
さっきのボールでいうと、足先のボールを蹴るのではなく、体の真下にあるボールを蹴る感じです。立った姿勢でいうと、蹴りおろした足が真下に来た時に最大の力が出るように太股からキックを打つ。
これを水中姿勢に置き換えてみると、ちょうど水面を叩くような感じにります。これでいいんです。だから膝から下の柔らかさが重要になるんです。
膝から下に力が入っていると、棒で水面を叩くのと同じ。水面をばしばしと棒で叩いても進みませんよね。
だから膝を軽く曲げるということになるのですが、曲げるという感覚というよりも膝から下の力を抜くことによって自然に足がしなる、という感覚に近いでしょう。膝から下を柔らかくして、水面の水を膝から下のしなり(スナップ)をきかせて押し出すようにキックを打つ!この感じが分かってくれば良いキックになると思いますよ!!
さぁ、沢山練習して下さい!!あぁ、今日はもう閉館ですね。おつかれさまでした。

・・キックの位置かぁ、なるほどね、これには気づきませんでした。言われてみると、確かに深いところで力を入れて蹴っている気がする。。今度試してみよう。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

 キックは、蹴り幅が広いので抵抗が大きいと最近注意されて、改善中です!!
 オリンピックにでていた長距離の柴田選手は、蹴りおろした足をすぐに引き上げ、両足をそろえてる時間を長くキープすることで抵抗を減らしてるらしいです。

宮川 健 さんのコメント...

coppiさま
ん~、両足をそろえている時間を長くすると、間違いなく沈むでしょう。
しかも引き上げるのですか!
けのびで沈む僕にはレベルが高いなぁ。ちゃんとした「けのび」ができるようにならないとあかんね。