ダッシュ練習

ラストは50m3分サークル4本、30秒間隔でお願いします!たった4本なので頑張って下さいね~。
上級者より、「え゛~、まじかよ~」という悲鳴のような声があがる。

僕には状況がよく飲み込めなかった。なんで?上級者が50m3分なんて・・。

いえいえ、全然違うのでした。いわゆるダッシュ練習というもので、50m全力ダッシュを4本ということで悲鳴があがったのがその理由。コーチはたった4本と言ってストップウォッチをもってニコニコしている。タイムを測るらしく、手を抜けないらしい・・。
僕らは、25mH-E×6本&25m(全力)×1というメニューでした。

最近、ダッシュ練習がメインなのだが、実はダッシュって難しい。というか、全くできないじゃないですか。

僕の場合、25mダッシュも200mも同じ泳ぎ方な感じなのである。というよりも、むしろダッシュしているほうが無我夢中でばしゃばしゃやっている分だけ遅い感じさえする。
ところが、上級者は全力ダッシュの時と距離を泳ぐときの泳ぎ方が明らかに違うのである。

コーチに聞いてみると、一言でいえば、腕の回転と回転に合わせた蹴りのタイミングの取り方が上級者と僕らでは全然違うのだそうだ。上級者は、腕を早く回転させながらしっかりと水を捉えることができ、早い腕の回転タイミングに合ったキックができるのだそうです。
僕らのレベルだと、そもそも腕があんなに早く回せないでしょう、とのこと。

確かにそうだ。いままで「大きく!ゆっくり!遠くへ!」と言われていたので、突然、早く回せ、と言われても回せるわけがない。
実際、試しに腕を早く回してみたものの、そもそも早く回すのが大変で、水中でも何だかすかすかと空回りしているような感じ。しかもやたら疲れる。腕だけでこんな感じなので、腕の回転とキックのタイミングなんて合うわけがないのだ。

ちょっとつらいぞ、ダッシュ練。

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