スイム練習(8~9月編)

この2ヶ月はずっと上半身、特に腕の使い方に関する反復練習でした。
入水はできるだけ遠くに、ぐっとのばす。ぐっと腕をのばすタイミングで、しっかりローリングを入れて水をかききる。この一連の動作の反復練習で、キャッチアップクロールのドリル、片腕づつクロールのドリル、プルブイをつかったドリルを中心とした練習でした。
今日も入水ポイント、腕をかくタイミング、体の姿勢、この3点を意識した練習でしたが、今日はこの3点に絞った練習に加え、「呼吸」と「顔の位置」についてアドバイスがありました。

「呼吸」
呼吸は一定リズムで陸と同じように行えるようにしましょう。これまでは練習効果を高めるため、ノーブレで泳いだりしてましたが、今後は呼吸は陸上と同じように一定リズムで、2回に1回、3回に1回、4回に1回、自分で呼吸が苦しくならないタイミングで呼吸を止めずに一定リズムで行えるように意識的に呼吸を入れていきましょう。
呼吸は決して止めないこと。呼吸を止めると、とたんに苦しくなり泳げなくなってしまいます。
呼吸動作は、上体のブレや、一定リズムの泳ぎを崩してしまう原因にもなりますので、これまで練習してきた腕と上体の使い方に呼吸を入れて、泳ぎ全体が一定リズムで正しいタイミングとなるよう、これからは呼吸をしっかり入れて練習しましょう。
さらに、呼吸の時は、リカバリー側の腕が手前で入水しやすくなります。水中の腕はしっかり前に伸ばすともに、リカバリー側の腕を遠くに入水させるよう意識しましょう。

「顔の位置」
初心者の頃は、腕は耳の後ろで顔は上げずに真下を見て泳ぎましょう、ということでやってきたと思います。この姿勢は、しっかり体を浮かせ、上体もあまりぶれない姿勢なのでよいのですが、、さらに上達して、ある程度のスピードで泳げるようになってくると、逆に下半身が浮きすぎて、キックが抜けてしまい推進力にならない人もいらしゃるのではないでしょうか。
このときは、少し顔を上げた姿勢に切り替えてもよいと思います。
まっすぐ伸ばした腕が頬骨の上ぐらいになるような位置で、上目遣いで腕の先を見るような頭の位置にすると、足が少し沈むので水中でしっかりとしたキックが打てるようになります。人によって違いますが、見極めとしては、キックが空を打つようになっている人は、完全に浮きすぎなので、若干顔を上げた位置で泳ぐとしっかり水を捉えたキックが打てると思います。


実は、僕が参加しているクラスもいよいよあと2回で終わりです。
あと2回はキック練習だそうです。
クロールでは上体の使い方が重要なのであえてキックはやらなかったのですが、上体の使い方がある程度身についてきましたので、のこり2回でキックを入れるタイミングを練習するそうです。
コーチからの予告編によると、

入水した腕は肩を入れてぐっと前に伸ばす、このタイミングで逆の腕はローリングに併せてしっかり水を押す、これをずっとやってきたわけですが、このタイミングで1発ないし2発キックを入れます。それだけなのですが、上体の動きとキックのタイミングが合うと、すっ~っとすべるように前に進むのを体感できると思います。次回はこれをやりましょう。

だそうです。
いよいよキックだ。

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