30年

先日、ふとしたことで「微笑みがえし」を耳にした。
この曲はキャンディーズのラストソングでちょうど30年前の1978年に解散した。サザンオールスターズがデビューしたのもこの年である。

小学校5年生の頃。
僕たち子供たちの間では、駄菓子屋さんに置かれたインベーダーゲームに群がり、「いい日旅立ち」とともにスーパーカーから鉄道に乗り換えた頃である。

今から30年後、30年前の今をどう思っているのだろう、などと何気なく考えてみる。だが、これといって思いつくものが今のところない。
ところで、一体何歳になるのか。・・・・71歳!!
その頃は恐らくこの世にはいないだろう。そう、30年後には30年前の今を思い出す自分はもう存在しないのだ。だから、そういう記憶は必要ない、ということか。
なんてことを考えつつ、30年という時の経過というのがあまりに早いことを実感する。
無意味に時間ばかり浪費して30年を過ごしてきたことにむなしさを覚え、切なくなる。

ところで、1978年の30年前って?1948年である。終戦直後のこの時期、調べてみたところ東京裁判が結審した年、朝鮮半島に2つの国が成立した年だそうだ。
30年、はたして短いのか、長いのかよく分からなくなる。

あるいは何かの節目となる単位のような気もするのである。

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