ビーフストロガノフ
以前から妻が気になる、と言っていた喫茶店風のレストラン。
年末の大掃除を終え、夕方から実家に向かう前、お年賀の買い物ついでのお昼ご飯に行ってきました。
メニューは昭和世代の洋食やさんという雰囲気なのですが、それほど古くはなく、1987年に開店したお店です。メニューには、すべて手作りでお子様にも安心、と書いてあります。
私は何十年ぶり?でしょうか、久しぶりにその名前を聞いた「ビーフストロガノフ」を注文しました。
妻はシーフードパスタのセット。息子はピザ。
ビーフストロガノフ
ビーフストロガノフって、こういう食べ物だったのね。ハッシュドビーフ(ハヤシライス)と勘違いしていました。
あ~この味!小さいころ食べた、というくらい懐かしい味でした。もちろんうまい!
パスタは、アルデンテがどうのこうの、といったものではなく、まさに昔の洋食屋さんの味!
やわらかく茹でた太麺のパスタ。次回はナポリタンを試したいです。
ちょっとファンになりました。
アデリータ(洋食屋さん)
ホッケの刺身(札幌にて)
帰りぎわ、私が若い頃、非常にお世話になった先輩社員から、
「おい、今日はもう帰るのか?飛行機の時間までちょっと行くかい」
ということで、この時期しかいただけないホッケの刺身をいただくことができました。
ホッケは鮮度が落ちやすく、寄生虫がいるので、干物にするのが通常で、刺身ではほとんど食べることはありません。しかし、冬の寒いこの時期、鮮度が良いものに限っては刺身でいただけるそうです。
立派なホッケです。
おろしたらどんどん味が変わってくるので、直ぐに食べて下さいね、とのことで早速いただきました。いわゆるホッケっぽい臭いなど全くなく、身は思いのほか柔らかく、しかも油がのっていてうまかったです。
この時期、北海道ならではのごちそうでした。
盛岡じゃじゃ麺
徳島に来て思うこと
徳島へ日帰り出張、阿南の方にいってきました。
初めて徳島を訪れたのは、1988年、大学3年生の時でした。実習で池田の方に一ヶ月ほど滞在していたことがあります。
私はその頃、「スダチ」を知らず、徳島に来て「スダチ」に出会い、衝撃を受けたこと記憶しています。そういえば、半田素麺もうまかったなあ。焼鳥が旨いところがあるので、いつか食べに行きましょうね、と実習先の方に誘われていたものの、焼鳥は残念ながら次回の宿題となってしまいました。
今では「スダチ」は普通にスーパーにおいてありますが、1980年代後半、この頃「スダチ」は四国特産品で、関東育ちの私には「スダチ」を見たことも聞いたこともありませんでした。
このときは、お土産にスダチを袋いっぱい買って帰り、四国にはね、「スダチ」っていうのがあってね、魚とかね、焼いたのにギュッと絞って食べるとこれが旨いんだ~、といったお土産話も合わせて持って帰りました。
今回、帰りの空港で何かお土産でもと思い探したのですが、なんだか、これ、というものが見つからず、結局何も買いませんでした。
便利な世の中になるのはよいことですが、反面、その土地の独特の地域性、特産品、季節感といったものが薄れていくような気がした徳島出張でした。
ただ、数時間の徳島滞在中、目についた「徳島ラーメン」という看板が少々気になりました。
(関)アジ、(関)サバ
週の後半は松山出張でした。
最終便の飛行機で松山入り。仕事仲間と遅い夕食。
宿が松山中心街から離れた所だったので、タクシーの運転手さんに中心街まで送ってもらいました。
中心街をうろうろし、なんとなくふらっと入ったお店が良かった!立派な(関)アジ、(関)サバを頂きました。
聞いたところ、大分側に水揚げされると関アジ、関サバとなるのですが、愛媛側に揚がるとアジ、サバ扱いで安く取引されるとのことです。同じ豊後水道に生息するアジ、サバでも、水揚げされる漁港によって値段が全然違うのですね。
そのほか、手作りのジャコ天など、いろいろと地物、地酒を出して頂きましたが、それでも2名で5000円ちょっと。松山は、お財布にも優しい街でした。
50cmオーバーの立派なアジ!!
ホゴの煮付けもうまかった!
ホゴの煮付け
松山最高~
※「ホゴ」とはカサゴのことだそうです。
マスターズ30
ひさびさに練習ネタ。
少々仕事が忙しくて、なかなか練習ができていなかったのですが、ここ数回マスターズの練習に参加して思うこと。最近、土曜日の30分のマスターズのサークルタイムが妙にキツイ。
僕のレベルでは、ほとんど無理だろうというサークルタイムが設定されています。
最後の55秒は2本目まで何とか回れたものの、3本目はアウトでした。
100m アップ
50m×4 IM(行きIM、戻りチョイス)
25m×6 サイドキック (左右)
100m×1
50m×3 1′
25m×4 35″
50m×3 55″
ものすごく充実した30分でした。
この日は言わずもがな、ビールでダウンとなりました・・。
ひさびさにつくば
午前中は、息子の通う小学校の授業参観でした。もともとは子供たちの演劇発表会だったのですが、インフルエンザで学級閉鎖になっているクラスがあるので発表会は中止となり、その代わりに授業参観になったそうです。
午後からは、以前、つくばに住んでいた頃、何度か食べに行った蕎麦屋さんに行きたい、という妻の提案で、久々につくばまでドライブすることになりました。
目指す蕎麦屋さんですが、そこと思われる場所にはつくばエキスプレスが通っていて見当たりません。付近をうろうろしていると、看板を見つけて、無事たどりつくことができました。聞いたところ10年前に移転したそうです。
「きむら」さんの蕎麦は、太くて腰が強いのが特徴。
そうそう、これが食べたかったのです!
いくらソバ
その後、学園の方に移動して、エキスポセンター付近を散策。そうこうしているうちに・・・。
あれれ、結局つくばに泊まることになっちゃいました。
翌日は、これまた久々の「チムニー」です。
あいかわらず、ボリューム満点で昔と変わっていませんでした。
帰りに土浦でどら焼をお土産に買って帰りました。
この週末は、思いがけず、つくばグルメ三昧となりました。
久々の札幌出張
醤油ラーメン
磯遊び(荒井浜)
ソラリア(天神)
境川沿いサイクリング
炭焼きハンバーグのウッドストック
近所の小さな洋食屋さん クックライトキッチン
手賀沼トライアスロン
手賀沼トライアスロンにリレーチームのバイクパートで参加してきました。
今回参加した仲間は、リレー3チーム(9名)、個人3名です。
朝から天気がよく暑いコンディションでしたが、キャプテンが総合3位、ピエルさん総合6位と大躍進!なんと仲間の二人が表彰台です。この二人はすごいですね!!
さて、リレーチームで参加した僕はというと・・・
リレー参加のチーム全体で7位というすばらしいタイムでスイムアップしたミミさん。
次はバイクパート。僕の出番です。
しかし、僕はなんとも平凡なタイム・・。1時間12分でバイクアップ。ミミさんの力泳に応えることができません(泣)。そしてランパートのカヨボンさんにバトン(センサ)を託します。
ランパートの頃には灼熱地獄となってしまった最悪のコンディションの中、カヨボンさんの力走で29位/54チームでゴール!!
僕らの参加した3チームでは1位でした!やった。
ちなみに僕のチームは自分以外ミミさん、カヨボンとも女子の混成チームですが、あとの2チームはall男子です。男なんかにゃ負けません。女の気合、意地をみせました!!
さて、大会が終わった直後は、泳いでばっかりいないでバイクをもっと練習しておけばもうちょっとタイムも上げられたんじゃないか、とか、よし!これからはバイクもちゃんと乗ろう!という意欲に燃えるのですが・・・。そうやって毎年同じことを繰り返しているので、なかなか1時間10分の壁が越えられません。
来年こそは1時間10分を切るゾ!
皆さんお疲れさまでした。
こちらもよろしくです。
ピエルさんのホームページ
キャプテンのホームページ
小田原で子供たちとのんびり夏休みを過ごす
いつもならこの時期、週末ごとにトライアスロンの練習会をやったりしているのですが、子供たち目線で考えると、せっかくの夏休みの週末は家族で過ごせる大事な時間。大人の都合で考えてはかわいそう。
そこで、子供たちにとって楽しい夏休みになれば、と思い話したところ、友人も快く賛成してくれて実現しました。
友人の6年生になる娘さんとは、息子が小さい頃から、自転車やトライアスロンの大会、キャンプ企画などでよく遊んでもらったお姉さん。
「ねえね」の家に行く?といっただけで目の色をキラキラさせます。
さて、友人宅は小田原と言う土地柄、この時期だと、海水浴や釣りといった海のレジャーの最盛期。しかも、家から歩いて行ける近さ!
ちょっくら晩飯のオカズを採ってくるわ、とか、ちょっとひと泳ぎしてくる、といった距離感が内陸に住む僕たちにはとてもうらやましい。
土曜日の午前中にお墓参りを済ませて、午後から友人宅でお世話になりました。
小田原に到着後は、まずはビールで乾杯、ビールを飲んでまったり過ごす午後のひととき、子供たちはなにやら子供部屋にこもって準備しています。
子供企画はお化け屋敷でした。子供たちが準備したお化け屋敷、楽しかったです。
夕方、少し日が傾いた頃を見計らって、早川漁港にて食材調達?をかねて五目釣り。運良くイワシが回遊してきたので、サビキ釣りでゲットできました。そのまま夜の宴会突入です!
この日は昼から良く飲みました。
翌日は、朝から御幸の浜で海水浴です。僕はもちろん海練習。野尻湖でのビビリ克服のため、海水浴場の範囲を囲っているブイ沿いを泳ぐことにしました。
結構な波(人は波なんてたいしたことないといいます)?に苦戦しながらも、泳いでみれば案外泳げました。ブイ沿いを2周ほど泳いで、僕の海練は終了。
野尻湖の前に一度外で泳ぐ練習をしておけばよかったと思いました。
その後は子供たちと合流し、海水浴を楽しみます。しかし、お盆時期ということもありますので、ひとしきり波打ち際で遊んだ後は、海水浴場のすぐ隣にある海水プールにて水遊び。
お昼には友人宅に戻ってお昼ご飯を食べて、夕方までまったりと過ごし、カマボコセンターに立ち寄ってお開きとなりました。
帰りの車の中、疲れきった息子はずっと爆眠、途中で妻の実家に小田原のお土産を届けに立ち寄ったのですが、息子の様子がおかしい。
妻の実家にあがると、そのままおばあちゃんの部屋に閉じこもり出てこない。
どうやら小田原での夏休みがよっぽど楽しかったようで、「さよなら」したあと、さびしくなって泣いていたようです。
あっというまの週末でしたが、子供たちはずっとハイテンション、楽しい夏休みを過ごしたようです。
週末はこれまで大人中心の予定や練習関係の企画がほとんどでしたが、それよりも何よりももっと大事な時間が必要なんだなぁ、ということにいまさらながら気づかされました。
練習の方は、というと、まあ、やる気になれば、ある意味いつでもできますしね。
4泳法ドリル
そもそも、ドリルができない、ということは、泳ぎもどこかがおかしいということである。
ここしばらくは基礎練習を中心にしている僕としては、ドリルはキツいけれども、なにがダメなのか良くわかるし、また、練習内容は、普段のコソ練メニューとしても非常に参考になる。
しかし、今日の片手プルには参った。平泳ぎの片手プルって?まったくできなかった。
コーチ曰く、両手だと左右のバランスが悪くてもなんとかなってしまうが、片手だとそうはいかないので、腕の使い方、力の抜きどころ、入れどころを意識するのに良い練習になるそうだ。
マスターズの練習では、サークルタイムが設定されていることもあって、少々慌ててしまい、おまけに力んでしまうため、やたらに疲れる。まぁ、そんな調子なので、そもそもドリル練習になっていないのである。
スイム練習の一環としてドリルをやるのではなく、僕の場合、むしろドリルができるようになるための練習が必要なのだ。基礎がまったくできていないのを痛感する。
どうすればきちんとした動作ができるようになるか、普段のコソ練では一つ一つの動作を考えながらやってみようと思う。
今日の30分メニュー
・アップ 100m
・キック(4泳法) 50m×4
・片手プル(4泳法:行き右、戻り左) 25m×8
・IM 50m×4(戻りはFr)
・ダウン
8月の練習目標
ただ、この大会では、私はチームでの参加で、バイクパート担当である。
本来、この時期、バイク練習に力を入れなければならないのだが、なかなか自転車に向かない。
天気が悪い、ということもあるのだが、それはあとづけ的な理由なのである。
学生の頃、オートバイに乗っていたこともあるのだが、車を所有したら、車の気軽さ故か、だんだんとオートバイに乗る頻度が減り、結局はバイクを手放すこととなってしまった。
よく考えると、バイク(自転車)にも共通点がある。
オートバイもバイクも、乗る前に、着替える、グローブをはめる、メットを被る・・といった一連の儀式を通じて徐々に気持ちを高め、さぁ、行くぞ!という気合いを入れて乗るべきもの、だということである。
生半可な気持ちでは乗れないゾ、ということの裏返しという見方もできる。
実際、学生時代、朝一限の授業に出ようと思い寝坊して、慌ててバイクで飛び出した時など、アパートから出て50mもしないところで車と正面衝突し、1日を棒に振ってしまったことがある。もちろんバイクも大破。
できもしないことを無理にやってもろくなことがない、ということと、バイクは気合いを入れて乗れ!という2つの面で私の大きな教訓となっている。
その点、同じ乗り物でも、車はそういったことはあまりなく、ママチャリ感覚で乗れてしまう。水泳も水着をカバンに突っ込んでおけば、時間があればどこでも泳げる。
もちろん、水泳も「着替える」、とか、「準備体操する」とかいった儀式はあるのだが、バイクと比べると、さあ、行くぞ!という感じとはちょっと違う。
バイク練習になかなか取り組めないのは、この気合い入れの儀式が結構大変だからである。
前日の自転車の空気圧チェックに始まり、朝はコンタクト装着、着替え、ボトル準備、グローブ、メット装着、メータチェック、そしてようやく発進!である。
さて、先週のマスターズでは、キックを中心としたドリルだったのだが、どれもこれもまともにできないことが判明。基本ができていなければ、上達する訳がない。
そこで、8~9月の暑い2ヶ月間は、先のヘッドアップの練習に加え、キック系のドリル中心に基礎をしっかりと積み上げることにする。
大会が近いバイク練習の方はどうする・・?
ヘッドアップスイム
もちろんほとんど練習したことはなく、まともにできないので、いやいやできません、ぜひ教えていただけませんか、お願いしてみました。
海だとサ、時々ヘッドアップ入れて泳ぐようにしないとネ、じゃぁ、ちょっと泳いでみて。
がんばってヘッドアップで泳いでみます。
ん~、だいぶ沈んでるね、それに腕の回転が遅すぎ。腕をもっともっと早く回さないと。
けど、腕が早く回らないのですが・・・。
ま、理屈はいいから、とにかく早くまわす!これだけ意識してやってみて。
そうだなぁ、じゃあ、ネ、ドリルをやってみよう・・。
ドッ、ドリル?
まずは、片足を水面からあげてヘッドアップやってみ?
片足上げる??普通に泳いでも無理でしょ。それをヘッドアップで・・ですか。
泳いでみるよ、・・・こんな感じ。じゃあ、やってみて
みようみまねでやってみるものの・・、もちろんできません・・。
これを、行き、帰りで足を代えてやる。腕をとにかく早く回す!
理屈はどうでもいい、とにかく、片足を上げて、腕をぶんまわして進めるようにする。
これだけ意識して練習する!
じゃあ、次、足の親指をくっつけてヘッドアップ。
泳いでみるよ、・・・こんな感じ。じゃあ、やってみて
やはり、できません。
それから、さらにきついのはネ、足首を90度曲げて、足を開いた状態でヘッドアップ。
こんな感じ。・・・。じゃあ、やってみて
??。まったく進まない、どころか足が沈んでしまい、泳ぐ姿勢になりません。
実はね、俺ね、昔、水球の日本代表選手からネ、この練習メニュー教わったんだけど、これができるようになると、ヘッドアップはもうばっちり、海でも余裕でヘッドアップを入れられるようになるし、それに泳ぎ自体も変わってくる。
さぁ、もう一度、最初のヘッドアップでやってみ。
あれ?確かにさっきよりは顔が水面に出ている感じ、腕も最初よりは回せるような気がする・・。
ほら、最初と違うの自分でもわかるでしょ。
片足ヘッドアップなどのドリル系練習は、相当キツイ練習なので、時間のない時など、短時間で結構効果あるから、ぜひヘッドアップをマスターしてがんばれよ、とアドバイスを頂きました。
こりゃ、ひとつ克服する目標ができました。ありがとうございますっ。
昔、アイスホッケーやってた頃を思い出しました。
上級者、初心者の関係なく、ひたすらダッシュをやってたなぁ。特に練習終わりの仕上げのダッシュは死ぬほどきつかった・・。アイホはこの動きが基本というか、止まった状態からいかに素早くトップスピードに乗れるか、そしてその状態からいかに短時間で止まれるか、の繰り返し。
いろいろ理屈はあるけど、まずは走って止まって走る!
とにかくひたすらやり抜いてみると確かにだんだん上達してくる。理屈ぬきに。
これまで、ちょっと理屈にこだわりすぎてたかも。
理屈より、とにかく腕をまわす、まわせなくてもまわせるようがんばってみるのだ。
しばらくはこれでいこう!
五目釣り
以前から釣りに行きたい、と言っていたこともあり、久々に五目釣りに行ってきました。
三浦半島の小さい漁港の防波堤釣りですが、最近では入場が相当厳しいようで、日の出のタイミングを見計らって行ったものの、ゲートが開くまで相当に待たされてしまいました。
スタートが大幅に出遅れてしまったため、浮き釣りは息子のお遊び用に1セット作り、ほかの釣り人に迷惑にならないよう居場所を決め、そこで浮きを垂らすように息子に言い聞かせます。
一方、僕の方はしばらく投げ釣りをメインに様子を見ることにしました。
息子の方は、まだまともに竿を扱えないこともあって、釣りは早々に飽きてしまいました。その後は、テトラポット周辺でなにやら探索したり、ほかの釣り人とおしゃべりして、本人はそれなりに楽しんでいる様子でした。
さて、ほかの釣り人の釣果が上がらない状況でしたが、今日は僕に五目釣りの神様が降りてきてくれたようです。
投げ釣り早々に小ぶりのカサゴをゲット!しかしあとが続かず、まったくあたりが無くなってしましました。
今日は出遅れたし、もうだめかな、と諦めつつも足元を見ると、アオモノが周遊しているのを確認。慌ててサビキにチェンジしてみたのですが、なぜかまったくヒットしません。ほかの釣り人も釣れていないのが良くわかります。そこでサビキもあきらめ、底モノ狙いの脈釣りに切り替えたところ、あれれ、結構あたりがあるじゃないですか!!
何だろう、と思いあげてみるとゴンズイ・・。またゴンズイ。
ゴンズイアタックを何度か繰り返した後、アイナメをゲット。とはいうものの、かなり小さかったのでリリースしようとしたのですが、だめ~、これは持ってかえる!という息子に圧され、まあいいか、ということでバケツに入れました。
その後も相変わらずゴンズイばかり連発して上がる中、ベラ2匹ゲットしたところで時刻は11時過ぎ。そろそろ帰還タイムです。
相当に出遅れた上にあまり釣果のない状況で、カサゴ1、アイナメ(ちょっと小さすぎ)1、ベラ2というのは五目釣りとしてはまあまあかな。
野尻湖の水はしょっぱかった。トライアスロンデビューはとりあえず完走
野尻湖カップトライアスロンに参加してきました。
前日の夜の雨もすっかり上がり、よい天気となりました。
そして、一緒に参加していただいたぴえるさんは総合10位!!すごい。娘さんも入賞!!やった~。
ぴえるさんのページはこちら↓
http://d.hatena.ne.jp/cippillo/20090706/p1
一方で、僕のほうは、というと、・・・。とりあえず完走したものの、課題はたくさん。
泳げないところから初めて2年間、ほぼ水泳一本に絞って練習してきました。
いよいよ出陣の際、スイムは30分ぐらいで帰ってくるよ~、などと豪語したものの、世の中そう甘くはありません。
なんとも散々なデビューとなりました。
まずは、いきなり問題のスイムパートから。
2年間、これだけに的を絞って練習してきたのですが、極度の緊張とオープンウォーターに対する不安感、恐怖感とでガッチガチ。
あまりの緊張ぶりを見るに見かねて、周りの人が優しく声をかけてくれます。
初めてですか!そんなに緊張しなくても大丈夫。僕なんて300mしか泳げないんですよ。だからいつもブイにつかまって一休みしながら泳ぐんです。それでもゴールできるんだから大丈夫。がんばりましょう
逃げ出したい度合い120%の中、それでもドン!の合図とともに泳ぎ始めます。
水の透明度は高く、泳ぐ手の先が見えます。ああ前が見えるなぁ、と思いつつ泳ぎ始めました。
しか~し、ここからが最悪でした。
前を見ても下を見ても深緑色をした暗黒が広がる視界。その暗闇に頭から吸い込まれていく人たちの足がひらひらと数本。
・・・。あぁ、いったいどこに進んでいるのだろう、このままあの暗いところに吸い込まれてしまうのでは、という不安感、恐怖感が頭の中を支配し始める・・・。
ちょっと、やばっ、こっ、怖い・・。マジで怖い・・・。
そう思った瞬間、体は完全に固まってしまいました・・。
呼吸は乱れ、息は上がってしまい、もはやまともに泳ぐことができません。しかも、もがけばもがくほど息が辛くなるし、集団はどんどん遠くなってしまうし・・、気持ちは焦るものの、体の方がビビってしまい、体が動かない。
情けないことに、クロールどころか、泳ぎ方を完全に忘れてしまいました、
あぁ、やっぱりだめだぁ、あきらめようか、本気で思い、漂うこと数分。ウェットスーツを着ているので、何もしなくても漂っていられるのがせめてもの救い。
うしろから、なにやら水面に浮かぶ青っぽい物体が近づいてきます。なんだろう、とよく見ると、頭だけ出して平泳ぎをしているおじさんでした。そして、ふわふわと漂う僕のすぐ脇を、おじさんの頭がゆっくり通過したとき、こちらを見て
おーい大丈夫か、19000円も払ってるんだからがんばろうよ~
と声をかけてくれました。
この声でようやく我に返ります。あかん。あせってビビってクロールやろうとしてもがくのをあきらめ、平泳ぎ+背泳ぎでなんとかついていくことにしました。
既に自分の周りには監視員の方とゆっくり平泳ぎで泳いでいるおじさんのほかはほとんどいません。
僕の方は、下手な平泳ぎと休憩を兼ねた背泳ぎでゆるゆると漂っている状況。あまりに危なっかしいのでしょう、監視員がマンツーマン状態で付き添ってくれます。
大丈夫、落ち着いて!あ~、曲がってますよ~。今日はねぇ、クロールの泳ぎ方を忘れちゃった人、ほら、あそこにもう一人にいるでしょ、だから大丈夫ですよ!
など励まされます。
そんなやり取りをしながら、どうにかこうにか最初の折り返しに到着。そして、折り返しを過ぎて100mぐらい進んだ頃でしょうか、しばらく進んだあたりで不思議と波がほとんどない状態になりました(もともとほとんど波はありませんでした)。
さあ、プールと同じ状態になりましたよ、このあたりからクロールで泳いでみませんか、ブイを目標に行ってみましょうよ!
ずっと僕に付き添っている監視員の方に励まされます。なんともいえない不安、恐怖感がぬぐえないものの、がんばって泳ごう!と、この期に及んでようやく腹をくくります。
まずは、50mでしょうか100mでしょうか、一定間隔で設置しているブイを目標にクロールで泳ぎ、ブイ周辺についたな、と思ったらヘッドアップというか、平泳ぎで次のブイを探して泳ぎます。、
最初は怖くて顔が上がり気味だったのですが、ブイを目標に泳ぐことを繰り返すうちに、がっちがちでビビりっぱなしだった体と気持ちがちょっとづつ落ち着いてきます。
監視員の方が、すかさず、
あれ~、いい泳ぎじゃないですか、まっすぐ進んでいますよ、そう、その調子で次のブイを目指しましょう!
と励ましてくれます。
さあ、このブイでターンしたらあとはゴールまでまっすぐですよ!ほら、見えますか、白い建物のところに黄色い横断幕が張ってあるの。あれがゴールです。
ここからは先はまっすぐです!
ここからゴールまでは早かった気がします。気がつけば底も見えてきました。そして、ふっと顔をあげるとゴールラインが目の前に・・。
がんばれ~、足が底につくなら上がっていいぞ~
声をかけてくれる人がはっきり見えます。よかった、ようやく戻ってこられたんだと実感。ようやく上陸できました。
まともに泳いだのはブイの位置から考えるとだいたい後半の1/3ぐらいでしょうか。やれやれ、前半2/3は平泳ぎと背泳ぎで漂い続けてました。ビビリスイムで相当にタイムロスしましたが、制限タイムにはどうやら間に合ったようです。
さて、陸に上がると、平泳ぎ、背泳ぎで余計な体力を使い果たして既にヘトヘトな上、水からあがると目が回ったようにふらふらしてまっすぐ歩くことができません。
しかし、大会はまだ始まったばかり。バイクパート、ランパートが残っています。
もちろん、この時点でほとんどビリに近い状態です。ラックに残っているバイクはほとんどありません。
ふらふら、よたよたしながらもなんとか着替えを終えて、バイクスタートです。
バイクはほとんど山岳コース?というくらい起伏に富んだコースでした。バイクスタートしてすぐに九十九折の登り区間があり、練習不足の僕には極めてキツイコース。もっとも、ほとんどビリ状態なので、逆に開き直って冷静に走ることができました。
ランのことを忘れ、周りの早い選手にペースを惑わされ、無理してついていった挙句にランで自滅という最悪の状況を考えて、ペースを上げすぎず、心拍155~160位でキープすることに集中し、マイペースで周回します。
そして、ちょうど3週目?の周回を終わろうとしていた時だったと思いますが、バイクコースとランコースが並走している区間でゴールに向けて爆走中のピエルさん発見!バイクから声援を送ります!
ぴえるさんゴール!のアナウンスを聞きつつ、僕はバイクからランへのトランジットを終えて、いよいよランスタートです。
以前、デュアスロンに出たとき、バイクからランのトランジットの際、両足が同時に痙攣して靴が履けない、という事態に陥ったことがありました。
今回はバイクで無理しなかったこともあり、そんなことはありませんでした。とはいうものの、足は相当疲労していて、何かの拍子に一気に痙攣しそうな感じです。
最初はゆっくりと足をならすように走り始めます。このペースならなんとかいけるかな、と思っていたのは最初の2キロまででした。そこから先は、ちょっとさぁ、これってトレイルランでしょ、といわんばかりの坂道の連続でした。弱った足に容赦ない坂の連続。 この坂道区間では、さすがに歩いている選手が多い。
ランはラン。俺は絶対歩かないゾ!
なんだか妙なこだわり、というか半分やけっぱちみたいな気持ちになって、坂道区間も歩かず遅くてもいいから走ろう!というそれだけを心に誓い、半分つりかけた足を引きずりながらよたよたと歩き(いえいえ、走り)、ゴールを目指します。
途中、バイクコースを交差する区間があり、仮設の橋が設置されているのですが、これが太鼓橋のごとく急なカマボコ型の橋となっています。この橋を登りかけた時、ついに恐れていた事態。痙攣です。いてててて・・・。
カマボコ橋を越えたところでテレビカメラがこちらを向いて構えています。僕はつりかけた足のため、ロボットのようにぎこちない動きしかできません。おっ、お願い、恥ずかしいからこんなの撮らないでくれ~。
恥ずかしさと痛さのカマボコ橋を越えると、登りは歩き、下りから平坦は走っている選手に追いつきます。この選手とは、それからゴール近くまでずっと一緒に走ることになります。
さて、痙攣発生後は、再び痙攣させないよう、だましだまし走ります。なんとか8キロの折り返しまでたどり着くも、足を止めたら一気に痙攣しそう。足を止めずにエイドのバナナをかじり、スポーツドリンクを飲み、よたよたふらふらと来た道をただひたすらにもくもくと帰ります。そしてその間も、さきほど追いついた選手とは、登り区間では私が前を走り、下りでは先行される、という壮絶なるウォーキングバトルを繰り返しつつ、ようやくゴール手前2キロのエイドまで戻ってきました。
この選手、ここまである意味僕の精神的な支えになっていたのですが、最後のエイドでは、ほぼ同時にスタートすることになりました。
最後ぐらいがんばろうと思って、少しペースを上げ気味にエイドを出ます。
すると、ぴたっと後ろにつかれた気配を感じます。ひたひたとついてくる足音・・。
先ほどまでとは違う展開。
あぁ、やっぱりきたか!
既に多くの選手がゴールしている大会も終盤、緊張感から安堵感に変わり、ゴールに帰ってくる選手もまばらとなって、なんとなくまどろんだ雰囲気のゴール前。最後にちょっと盛り上げるためにもここは頑張りどころ。
こりゃ、なんとしても負けられません。
あいつにゃ負けられん、きっと彼もそう思っているのでしょう。
そして、この日初めて見せた最初で最後の気合!!
最後の2キロ、ひざが落ちないように気をつけて、気合と根性の心拍Maxでゴールまで駆け抜けました。
どなたか存じ上げないのですが、最後はスパート勝負みたいになってしまいましたが、ランの区間ではずっと心の支えとなっていただき本当にありがとうございました!!
ゴール前では、あまりに遅いお父さんを息子とピエルさん一家が出迎えてくれます。
「パパァ、遅いよ~、けどがんばったねっ、あっちがゴールだからがんばって!」
「ねぇねぇ、終わったらボートに乗ろうよ!」
「ねぇねぇ、僕ねぇ、すごい大きな魚いるの見たんだよ、鯉のエサあそこで買ってよ」
と、元気をもらいます。そして、一緒に手をつないでゴール!
これまでスイム1本に練習を絞ってきた私には、この大会のコースはあまりにハードルが高すぎました。しかも、肝心のスイムがまったくの根性なし、腰抜けのダメっぷり。
バイク、ランは予想通りの練習不足。
そんな初トライアスロンでしたが、どうにかこうにか完走することは出来ました。
なんともほろにがなデビュー戦となりました。