水中スタート

昨日の夜は、バタフライのスクールに参加しました。

今回は水中スタートの練習でした。
壁の真ん中ぐらいを蹴ってけのび姿勢でスタートし、そのままの姿勢を保ちながら5m以上、7~8mぐらい頑張ってまでドルフィンキックで進み、それから浮上してバタフライに移行するところまで、繰り返し練習します。
水中でのキックは、上体はあまり動かさず、腰から下のうねりを利用して、前に、前に、という意識で蹴るのがコツとのことでした。息は止めると苦しくなるので、緩やかに鼻から吐くようにしましょう、と教えてもらう。

今日は、この潜水キックから浮上してバタフライに移る部分がメインなのですが、僕の場合、それ以前に大きな問題があることに気が付きました。

沈み込んだ姿勢でスタートができない。
スタートの際、体を沈めて、しっかりとけのび姿勢を作ってから壁を蹴ってスタートするのですが、これが何度やってもできない。お尻がぷかっと浮いてしまい、沈み込むことができないのです。
このため、壁の高い位置でキックしてスタートしてししまい、どうしても潜水状態でのドルフィンキックになりません。

あまりのヘタさに、スクール後は、クラスで一緒の先輩女性スイマーに囲まれ、居残り特訓となりました。
ちょうど、年齢的にも自分の親ぐらいなので、端から見ると、泳げない子供を数人のお母さんが特訓している感じ。
先輩女性スイマー軍団曰く、41でしょ、ちょうど息子ぐらいよね、そうね、コーチはちょうど孫だわ、とのことである。

あぁ、だめだめ、お尻が浮いた・・。
はい、もう一回!あぁ、まただめだ。
はい、やって!・・・。あらぁ、だめだわ。

と、お母さんコーチ陣から厳しい檄が飛ぶも、あ~情けない、マジで出来ない。

どうやら、沈むにはコツがあるらしい。水の中に腰掛ける、あるいは、しゃがむようにすればよいそうだ。そうすれば、自然にお尻が下がる。うん、確かにそりゃそうだ。

水中でしゃがんだらそのまま壁に足をかけて、けのび姿勢を作ってから、どーんとキックしてスタート。
何度かやってみたが、最初よりは多少進歩があったみたいだけど、やっぱりうまく行かない。
水中にしゃがむと確かに尻が沈むのだが、その後、足を壁にかけてけのび姿勢をとろうとすると、ぷかーと尻が浮かんでしまう。
沈んだ後、けのび姿勢への移行が遅すぎる、とも言われたが、なんか違う感じ。

壁に足をかけてけのび姿勢をとりつつ、後ろ向きのスカーリングを入れて、水中スタート姿勢を保つ練習も教えてもらったが、これはまるでできなかった・・・。

水中スタート、なんとも地味な感じがするのだけど、これができる、できないって相当違うよね。
これまで無意識に壁を蹴ってスタートしていましたが、水中スタートって実に難しい。頑張らねば。

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